KCS 600

ブルドーザ

D155AX-8およびD71PXi-24モデル:採石場および建設現場向け

ブルドーザシミュレータは、D71PXi-24およびD155AX-8モデルをベースにしており、建設現場および採石現場向けの幅広いブルドーザの操作訓練に対応しています。
シミュレーションはさまざまな環境で行われ、幅広い用途やツールに対応しています。また、時間帯や天候を自由に設定することができ、より現実的なトレーニングが可能です。

KCS600はシングルスクリーンもしくはトリプルスクリーンで構成されています。すべてのシミュレータには、高性能なモーションプラットフォームが搭載されており、操作のリアリティを高めています。また、すべてのシミュレータには、作業の様子を表示するスクリーンを追加で接続することも可能です。

特徴

ブルドーザモジュールでは、基本的な機械知識、操作原理、生産性重視のトレーニング、安全に関わる重要な状況への対応をカバーします。

D71PXi-24には以下の装備が搭載されています:

パワーアングルチルトブレード
ICT機能およびモニタ
D155AX-8には以下の装備が搭載されています:

セミUブレード
デュアルチルト
ジャイアントリッパ
両機種とも、それぞれのマシンモニタを忠実に再現しています。

また、シミュレータには後方視点の追加ビューが搭載されており、後進時やリッピング作業時に活用されます。

Dimensions and Weights

リプレイ機能

教育効果を高め、コンテンツの振り返りを効率化するために設計された録画機能は、セッションを自動的に記録し、すべての指導内容を後から確認できるように保存します。

再生インターフェースでは、ユーザーは録画選択パネルや情報パネルなど、充実した再生ツールにアクセスできます。
録画選択パネルでは、録画が日付順に表示され、お気に入りとしてマークすることで優先的にアクセスすることも可能です。

ユーザーは再生速度の調整、カメラの切り替え、スクリーンショットの撮影など、主要な機能を備えたダイナミックなツールバーを利用できます。
タイムラインバーにより、録画内の特定の瞬間に簡単に変更でき、正確な再生操作が可能です。

インストラクタ画面

インストラクタによる指導の効率を大幅に向上させるツールをご紹介します。

インストラクタ画面では、イベントを発生させたり気象条件を変更する機能を使用してトレーニング環境を制御できます。また、シナリオビューを操作し、視点を選択・移動することでオペレータの運転を最適な方向から確認できます。

インストラクタ画面の視点には自動モードとフリーフライトモードが用意されており、指導に最適な視点を選択・調整できます。
また、ツールバーからビデオ録画などの機能を使用可能です。

カスタマイズ

時間帯や天候は設定可能であり、インストラクタはシナリオを理想的な形にカスタマイズすることができます。
また、システムによって記録されるオペレータの操作ミスは個別に有効化でき、現場ごとの規則に対応したトレーニングが可能です。

段階的なガイダンス

コマツの段階的トレーニングアプローチを活用し、ブルドーザシミュレータはオペレータに対して、コマツのブルドーザのすべての機能および関連するメニューオプションを順を追って案内します。
機械の機能を十分に理解することで、オペレータはコマツの機械の性能を最大限に活用できるようになります。

シナリオとシチュエーション

両機種とも、機械の操作方法や機能を説明する基本的な操作シナリオが含まれています。
トレーニングシナリオでは、掘削、整地、埋戻しなど基本的なブルドーザ操作をカバーしています。

建設現場シナリオには、7つのオペレータ向けトレーニングシナリオと展示用シナリオ(エキスポシナリオ)が含まれています。
採石場シナリオには、7つのオペレーター向けトレーニングシナリオが含まれています。

さらに、D71アプリケーションには、IMCモニタとその機能に焦点を当てたIMCシナリオが含まれています。D155アプリケーションには、リッピングシナリオと下り坂での掘削作業のシナリオが含まれています。

シミュレータには、エンジン火災から油圧オイル漏れまで、インストラクタ画面から発生させることができる6種類の特別なイベントが用意されています。

多言語に対応

ブルドーザシミュレータは、複数の地域向けにローカライズできるよう準備されています。
ご要望に応じて言語は追加可能です。

シミュレータデモ

現在日本では静岡県伊豆市にあるコマツテクノセンタで見学頂けます。
また、ご要望に応じてオンラインでのデモも開催しています。ご連絡お待ちしております。
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